2007年11月30日
僕、今日、泣いたの。。。。。
先日シッターでの小さなお子様との
出来事です。
ご一緒したお子様が、あることで、自分の思いがとうらず、
おお泣きされました。
お年は、生まれてはじめての自立期(2歳半)です。
何でも自分でできる嬉しさと、なんでも自分でやりたい時期。
でも、練習しなければうまくできない事や、自分の思いだけをとうせない、
物理的に無理な、そんな事に遭遇し、イライラがつのり、
泣き出されてしまいました。
大人からすると、ちょっとおかわいらしい、わがままなのですが(*^_^*)。
ご自分と、長く連結した、おもちゃの電車で、通り抜けたい椅子の下。
椅子をトンネルに想定して、遊ばれていたのですが、
どうしても、その椅子の下をとうりたいご様子。
でも、椅子の下は間が狭く、ご自分はとうれません。
長く連結した電車も、練習しなければ、なかなか上手く進みません。
「お助けしましょうか?」とお声掛けしますが、手伝ってほしくない気持ち、
出来ないけれど、どうしても自分の思いを通したい強い気持ちが
どんどんエスカレートしていきます。
そして、無理に椅子の下にもぐろうとした時、
ご自分で、一生懸命に、連結した長い電車が、倒れ、乗せていた荷物もチリジリに。。。
一瞬にして、大きな泣き声が響きます。そして、大粒の涙になります。
わたしは、
「倒れて、嫌だね。出来なくて悔しいのかな?どうしてもそこをとうりたいのかな?」
「そうならわかるよ」と言ってしばらく見てました。
そして、私には解らないもっと、もっとたくさんの理由がおありなんだろうな~とも。
お子様は、しばらく泣かれていました。
どうしてさしあげる事もできません。
「電車にも、椅子にも触ってほしくない」とおっしゃるのです。
ひとしきり泣かれているお子様のご様子をみているとこちらも悲しくなってきます。
泣かれている、お子様の肩や背中をそっとなでて、
「そんなに泣かはると、私も涙がでそうです。かなしいです。」
といいますと、
なんと、急に泣き止まれました。
そして、「○○さんもかなしいの?」と聞いてこられました。
「はい。○○ちゃんが、あまり泣かれるので、悲しくなります。
泣かはっても、できない事があります。
ずっと泣かれていても、しょうがないので、二人で、倒れた電車を治して、
気分を変えにお外にでもでませんか?」
とお誘いしますと、
幼いお顔には、まだ涙がいいぱいでしたが、笑って、
「気分を変えにお外にいきます」
と言われました。
ちょっと、びっくりです。
年齢は、とても、小さいお子様です。
それから、二人で倒れた電車をなおし、チリジリに散った荷物を積みなおしました。
そして、いつもは嫌がられるおトイレもさっさと、
練習され、お外に、二人で、でました。
(こちらのおうちでは、
お外に出る前は、必ず、おトイレに行く決まりがあります)
お外は自然いっぱい。空気も澄んだ晴天。
爽やかな風が吹いてきました。
お子様は嬉しそうに笑われていました。
なんだか私は、ありがたく、小さなお人(お子様)の
愛に包まれた気持ちになりました。
かくれんぼ、鬼ごっこ、電車ごっこ、かけっこなど、
体を使っていっぱい遊びました。
お子さんは、とても喜ばれ、
わたしと、お子さんの歓声や、笑い声が、かなり響いていました。
近くを通り過ぎる方も笑顔で、話かけてこられたり、
にこにこ手を振っていかれます。
私は、ありがとうございます と空に向かって言っていました。
とても、心が暖かくなった出来事でした。
その帰り道、
「ぼく、今日泣いたの。」
っとお子さんが言いはりました。
私は、「そ~ね~。 」と頷き、
「なんで、泣いてたの?」とききました。
「電車こわれたって、泣いてたの。トンネルとおれないって、泣いてたの」
と、おっしゃってました。
そして、お子さんは「ふふ~」と笑われました。
わたしも、「ふふ~」と笑いました。
穏やかな帰り道でした。
小さなお子さんでも、気持ちがかわると、さっきまでの事が、
うそのようで、ゆっくり出来事を眺められるのですね~。
お子様の無邪気さは、いつでもすてき(*^_^*)♪
Posted by non at 01:12│Comments(0)
│ベビーシッターな私
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