大粒涙の訳は、プーさんがいなくなった。。。

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2008年03月10日 22:30




保育園でのひとこま。

(お話はほんとですが、名前、お歳など、設定は少し変えています)


お昼寝から起きたキィ君。

お着替えが自分で出来る様になって、
うれしそう。


キィ君は朝、園にきはった時、開口一番、「今日ね、プーさんと来た」
と、プーさんの絵のついたトレーナーをにこにこ笑顔で見せてくれました。


かわいいキィ君。 キィ君はプーさんが大好きなんやな〜。

さて、お昼寝から起きたキィ君、、パジャマから、お気に入りトレーナーにお着替えです。


でもでも、しばらくして、

キィ君がわあわあ泣きだしました。


ボロボロ大粒涙。

「どうしたの〜」とお聞きしますと、

泣きながら「×∴〜*〜▲※∧〜」

よくわかりません。

ちょっと顔を近付けて、キィ君の目を見て落ち着いてお話して、また、落ち着いてキィ君のお話をききます。

「キィ君、泣いていて、お話がわからないよ。ちょっとだけ、泣くの止めて、どうしたのか教えて」


キィ君は、頑張ってちょっとだけ泣くのを我慢して

「プーさんがいなくなった」と言いました。
そしてまた、泣きだされました。

私は、えっ!!と一瞬思いましたが、すぐにわかりました。


それで、キィ君に、「お着替えをもう一回するとプーさんは出てくるよ。大丈夫。」
そう言ってだっこしてよしよししました。


「あのね、いつもプーさんがいなくならないお着替えの仕方を、教えますよ、ちょっと泣くの止めて、お着替えもう一回しましょう」といいました。

キィ君は「???」で一杯のご様子。

私「大丈夫、プーさん、絶対出てくるから。」
キィ君「ほんと?」

私「ほんと、さあ!お着替え、お着替え」と明るく言いながら、キィ君のお腹をちょっとつっつきました。


キィ君は、泣きやんで、ちょっと笑って
トレーナーを脱ぎました。

くちやくちゃに脱いだので、まだ、プーさんはいません。


二人で綺麗にトレーナーをたたみ出すと
でてきました、プーさん。

「あ、プーさんだ!!!」キィ君の驚きの声。

「ねっ、プーさんいたでしょ(*^o^*)」


キィ君は、トレーナーを後ろ前に着たので、プーさんが背中になっていたのでした。

トレーナーの着方を説明しながら、

プーさんがいなくならない着方をキィ君にお話しました。


少し洋服のたたみ方もお教えしました。

キィ君はそれから自分なりに、
後ろ前を確認されるようになりました。

どうしてもわからない時は、
聞きにこられます。


前後ろに着て、プーさんがいなくなった!と思って真剣に泣いてはったキィ君。


お子さんはほんとにおかわいらしく、純真だな〜と、微笑ましく思いました。


画像はお話とは関係ないですが
保育園の先生の皆さんの作品です。


とっても美味しそう♪♪♪


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