ご飯食べられない。。。

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2007年07月26日 00:05








ベビーシッターに出かけたある日の事。


その日は主に夕食をお出しするシッター。


ママが一生懸命に作ってくださった、夕食をお子様に、シッターがお出しします。


シッターは、ご飯をお茶碗に入れたり、スープを温めたり、おかずを盛り付けたり、簡単な事をします。


そばにいて、お子様が食べはるのをサポートしたり、話し相手になります。

シッターも一緒にいただく事もあります。


その日、お子様は、お腹が一杯なのか、なかなか食事が進みません。


お話して、聞いてみると、おやつを食べてから、時間があまり空いてないご様子。


お子様と相談して、少しづつ、おかずとご飯を減らしました。


いろんな事をお話されながら、子供さんは、楽しく食べておられましたが、最後に、ご飯が、少し残りました。


「お腹一杯になっちゃったかも〜」と、にっこり可愛く言ってこられます。


でも、残りはあと、2口位。


「頑張って、食べてみようよ〜!あとちょっとだよ〜!」と、
勧めてみましたが ダメみたい。


こんな時は、ふりかけか、味付けのりの出番です。


相談して「味付けのり」に、きまり!!


そこで私は、「ちょっと、可愛くしたいんだけどいい?」と聞きました。


「いいよ〜。何!何かな〜?」と、興味深々で、楽しみにしてはるお子様。


私も、ますます、楽しく、サプライズをプレゼントしたくなります。


私は味付けのりをハートに切って持っていきました。


勿論、ハートを抜いたあとの、余りの、味付けのりも。


お子様は大喜び。


ハートを綺麗にお茶碗に飾りつけされてます。


そして、切り抜きした残りの味付けのりは、あっというまに、のりだけ食べてしまいました。


ところが、ここから、私の思いもしない展開に。。。


お子様は、本当に純真な天使さんです。


「あのね、可愛いから、ハートの味付けのり、食べれないよ〜。 だから、ご飯も食べれない」とお子様。


私はびっくり。


「え〜」と内心思いながら、


「そっそうなん、可愛くて食べれないの! こまっちゃったな〜」

そこで、
「ハートの味付けのりは、また、いつでも、作ってあげるから、食べていいよ」とにこにこして、私は言いました。

するとお子様は、

「だめだめ、すごくかわいいから、ママにみせたい。
だから、残しておく〜」


「ママにみせたいの〜?う〜ん。。。どうしよっか???」


「ママは、また今度、見せよう。今日は、たべようよ〜」と、わたし。


その言葉で、お子様は、半ベソに。

「ママに、ママに見せたいの〜」
瞳に涙がうるんできはる。


ご飯を食べるのが嫌で、言ってるのではなく、本当に、ママに見せたいご様子。


純真な涙には、負けてしまう、私。

そこで、味付けのりはまだあるので、私はハートを、あと、数枚切り抜きました。


お母さん用のハートと、今、お子様が食べるハート。

お子様はママに見せる分のハートができて、喜んではりました。


ハートがたくさん出来たので、あと2口の残してはるご飯をハートの味付けのりでサンドして、ハートサンドイッチを作りました。


今度こそ、ご飯を食べて貰えるかな!っと思ってた私。


ところが、なんとお子様は、今度は、かわいいから、ご飯のサンドイッチをパパに見せたいと、言い出されました。


「あちゃ〜、、、そっそんなぁ〜。。。」と、またもや思いつつ、

「パパね〜、パパに見せたいのね。。。」思わず、声が小さくなってしまう私。。。


「食べない!パパに見せるもん」強気なお子様。

「う〜ん」と、唸ってしまう私。


その時、ピキン!と閃きが。。。

丁度、携帯と目が合いました。

そこで、お子様とちょっと話しをして、写メールをすることになったのです。


きっとね、ママとパパに見せたいから!っていう、お子様のかわいい希望を通して、ハートのサンドイッチを残しても、
パパ、ママは、微笑しく、見て下さるかもしれません。


でも、こういう時は、やっぱり、残さず、食べられた方が、お父さん、お母さんは、安心される事が多いです。(なんとなくの、私の経験ですが。)


今回は、一緒に写メールにしたので、 お子様は、ママとパパに見せれる!と大喜び。


すると、お子様は、ハートサンドイッチを食べだされ、おいしい、おいしい、、かわいい〜とにこにこ(*^o^*)ご機嫌です。


そして、ご飯のハートサンドイッチも、ママに見せるハートの、のりも
結局、全部、食べられました。


ハートの形が大好きだから、ほんとは食べたくて、しょうがなかったお子さま。


だけど、それにも増して、パパ、ママに、見せたかったのでしょうね。


お子様は、ほんとうに、パパ、ママが大好き。おかわいらしいです。

悪気ない無邪気な天使さん。


で、画像は、その時に写メールしたものです。
ご飯のハートのサンドイッチです。


切り抜き、味付けのりは、キッチンバサミで切り抜きます。


女の子さんには、ハートやお花、音譜♪、リボン、

男の子さんには、星☆や車、パトカー、クマさん等。

簡単に、出来て、結構、小学校6年生位まで、うけて下さいます♪
高学年になると、必ず、ご自分でも、切り抜きしたいと、皆さん、積極的です。


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